第1話『エンド・オブ・アース』
育った環境が災いし、極端な女性恐怖症体質に悩む男子高校生・坂町近次郎。ふとした事故により、クラスメイトの涼月奏に執事として仕えている美少年・近衛スバルの秘密を知ってしまう。奏は、スバルの秘密を守ることと引き替えに、”ある協力”を申し出てくるが・・・?
第2話『大好きになっちゃった!』
スバルと一緒に登校する近次郎に、周囲は大騒ぎ。スバルのファンクラブ「S4(Shooting Star Subaru Sama)」が近次郎を襲おうとするも、もう一派の「スバル様を温かい眼差しで見守る会」がそれを防ぐなど、2人を巡って学園内に不穏な空気が・・・。そんな中、奏は近次郎を呼び出し、女性恐怖症を治すためのプラグラムを開始する。スバルとデートのようなひとときを過ごす近次郎だが、奏からの過激な指令で急接近!そしてそこへ近次郎の妹・紅羽が現れて!?
第3話『もちろん、ベッドの上で』
近次郎とスバルが男同士で付き合っているのでは、という紅羽の疑いを晴らすため、奏は自分が近次郎と付き合っていると嘘をつく。そして、紅羽とスバル、奏と近次郎でのダブルデートを提案するのだった。デート当日、プールにやってきた4人。大胆な奏の行為に失神寸前の近次郎ではあったものの、それぞれに楽しんでいた。しかしスバルと近次郎が飲み物を買いに出かけ、とある事故に巻き込まれている間に、奏と紅羽が何者かに誘拐され・・・。
第4話『あんまりジロジロみるな・・・』
連休中、家でくつろぐ近次郎の元へ、執事姿のスバルがやって来る。そして、なんらかの事情で涼月家を追い出されたらしいスバルは坂町家に泊まることに。その間は近次郎に奉仕するというスバル。2人きりの空間でドキドキの時間を過ごすも、そこへ突然、紅羽が帰宅。さらにメイド姿の奏が現れ、坂町家の使用人の座を賭けてスバルと対決することに・・・。
第5話『アタシと付き合いなさい』
近次郎は通学途中にツインテールの少女が乗った原付にはねられる。保健室で目覚めた近次郎の様子がおかしいことを心配するスバルだったが、学園祭を近次郎と一緒に回る約束をして密かに喜ぶ。そんな折、近次郎は自分を保健室送りにした少女・宇佐美マサムネに呼び出される。マサムネは、「S4」と「スバル様を温かい眼差しで見守る会」が学園祭で全面戦争になると言うが・・・。
第6話『戦争を始めましょう』
浪嵐学園の学園祭が始まった。近次郎たちのクラスの『コスプレ女装喫茶』ではチャイナ服のスバルを目当てにした客でにぎわう。そんな中、近次郎とマサムネは約束どおりデートらしい振る舞いで恋人同士を演じる。そこへ「友達の交際をチェックする義務がある!」と割り込んでくるスバル。スバルとマサムネに挟まれた近次郎に、周囲は騒然となり・・・。
第7話『駆け落ちしよう』
夏休みをのんびり自宅で過ごしていた近次郎は、突然やってきたスバルによって眠らされる。目を覚ますとそこは海辺の温泉旅館で、目の前には奏が。奏は親とケンカをして、スバルと一緒に家出をしてきたらしく、ここで近次郎の女性恐怖症を治す合宿をしてしまおうと提案する。そして翌日、海水浴に繰り出した一行は、海辺でマサムネ、紅羽、ナクルの3人に出会う。
第8話『初めてなんだ』
紅羽たち手芸部の3人も合流し、温泉旅館でにぎやかな夜を過ごすスバルたち一行。少女たちに囲まれて眠れない近次郎は温泉に行くが、そこには人目を避けて入浴中のスバルが!気まずい2人だったが、さらにそこへスバルの父・流が現れて・・・。スバルを隠しつつ流と話す近次郎は、奏たちがここへやってきた本当の理由を知る。
第9話『しばらく旅に出ます』
近次郎はマサムネに借りを返すため、メイド喫茶で一緒にアルバイトすることに。そこへお客として来店した奏は、マサムネにあれこれと命令するのだった。さらに臨時のアルバイトとして紅羽とナクルが登場し、にぎやかになる店内。その頃、町中で奏を捜すスバルは、執事喫茶の店員と間違えられて・・・。
第10話『いっただっきまーす』
浪嵐学園・ゲーム研究会。この部室へ唐突に奏とスバルが入ってきて、とあるゲームを明日までに作ってほしいと企画書を差し出す。難色を示す部員たちだったが、奏のムチとアメ作戦でゲーム作りを開始する。翌日、紅羽の16歳の誕生日を祝うため、皆はマサムネがアルバイトしているメイド喫茶に集まった。しかし、そこに近次郎の姿はなく・・・。
第11話『にゅ!』
2学期が始まった。なんだか元気のないスバル。それを気遣いつつも、スバルを意識してギクシャクしてしまう近次郎。そんな2人の様子を見かねた奏の提案で、3人は昼食をともにする。しかし、スバルの様子がおかしくなってしまい・・・。
第12話『迷える執事とチキンな俺と』
近次郎は、奏にケガをさせたことにショックを受けて行方不明になってしまったスバルを探す。その後、スバルを探し当てた近次郎は、スバルと一夜を共にする。「もう執事には戻れない」というスバルに、「フツーの女の子のお前でいい」という近次郎だったが・・・。
第13話（最終回）『揉んでください!』
近次郎の元へ、ネコ耳で眼鏡っ娘のナクルがやって来る。ボーイズラブ愛好家のナクル。普段はスバルと近次郎の妄想小説を書いているのだが、なにやら近次郎に相談があるようで・・・。