映画本編
高知・夏・17歳ぼくと里伽子のプロローグ。東京の大学に進学した杜崎拓(もりさきたく)は、吉祥寺駅の反対側ホームにある人影を見た。中央線下り列車に姿を消したその人影は確かに武藤里伽子(むとうりかこ)に見えた…。
時間 | 72分 |
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封切 | 1994年冬 |
制作 | スタジオジブリ若手制作集団 |
声優 | 杜崎拓:飛田展男/武藤里伽子:坂本洋子/松野豊:関俊彦 |
「月刊アニメージュ」に連載されていた小説が、日本テレビ開局40周年記念番組としてスタジオジブリの若手スタッフを中心にアニメ化。 高知県で日々平凡に暮らしている高校生・杜崎拓は、東京から転校してきて周囲にまるで馴染もうとしない武藤里伽子のことがつい気になってしまう。美少女にして文武両道なだけに拓の親友・松野は彼女へ恋しているようだが、なぜか里伽子は拓と縁があるようで、東京へ二人旅をすることになってしまう。そこで拓は里伽子の家庭が抱えている問題に触れることになり、それをきっかけにして彼らの距離は縮まったかに思えたが……。 監督は青春ものに定評のある望月智光が手掛けており、劇場映画並のクオリティで魅せるジブリの繊細な作画や美術と併せ、独特の空気感が素晴らしい。
高知・夏・17歳ぼくと里伽子のプロローグ。東京の大学に進学した杜崎拓(もりさきたく)は、吉祥寺駅の反対側ホームにある人影を見た。中央線下り列車に姿を消したその人影は確かに武藤里伽子(むとうりかこ)に見えた…。