Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-

アニメ『Fate Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』
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話数全21話
放送2019年秋
制作CloverWorks
声優藤丸立香:島﨑信長/マシュ・キリエライト:高橋李依/フォウ:川澄綾子/ロマニ・アーキマン:鈴村健一/レオナルド・ダ・ヴィンチ:坂本真綾/ギルガメッシュ:関智一/キングゥ:小林ゆう/マーリン:櫻井孝宏/アナ:浅川悠/イシュタル:植田佳奈/シドゥリ:内山夕実/牛若丸:早見沙織/武蔵坊弁慶:稲田徹/レオニダス一世:三木眞一郎/ジャガーマン:伊藤美紀/ゴルゴ―ン:浅川悠/ケツァル・コアトル:遠藤綾

人理継続保障機関・カルデアは、魔術だけでは見えない世界、科学だけでは計れない世界を観測し、2017年で絶滅することが証明されてしまった人類史を存続させるため日夜活動を続けている。人類絶滅の原因、歴史上のさまざまな箇所に突如として現れた「観測できない領域」――“特異点”。カルデアに唯一残されたマスター・藤丸立香は、デミ・サーヴァントのマシュ・キリエライトとともにこの特異点の事象に介入することで、これを解明、あるいは破壊する禁断の儀式――“聖杯探索(グランドオーダー)”を遂行してきた。今回、新たに発見されたのは七つ目の特異点――紀元前2655年の古代メソポタミア。不老不死の霊草の探索を終えた、“天の楔・賢王ギルガメッシュ”が統治し繁栄を誇ったウルクの地は、三柱の女神と数多の魔獣による蹂躙で滅亡の危機にあった。そして、過去への時間旅行――“レイシフト”によってウルクの地に辿り着いた藤丸とマシュが出会うのは、魔獣の猛攻を食い止める要塞都市・絶対魔獣戦線と、脅威に曝されながらも懸命に生きる人びとの姿だった。襲い来る神々と魔獣。そして、それに抗う人類―。そこは人と神が袂を分かつ、運命の時代。六つの探索(オーダー)を駆け抜けてきた二人――藤丸とマシュが挑む最後の戦いが始まる。

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第0話『Initium Iter』

西暦2010年。カルデアに赴任する事になったロマニ・アーキマン。彼はある少女の主治医となる。「先輩」という言葉に興味を持つ召喚例第二号の少女マシュ・キリエライト。ふたりのふれあいは、マシュにひとつの望みを抱かせた。その望みは、波紋となって拡がっていく。それは君の物語であり、誰かの物語。未来を紡ぐ旅、その始まりの物語。

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第1話『絶対魔獣戦線バビロニア』

人理継続保障機関・カルデア。人類最後のマスター、藤丸立香とそのサーヴァントであるマシュ・キリエライトは、魔術王が成した「人理焼却」により失われた未来を取り戻すため、六つの時代と地域を旅してきた。 そして今、最後の特異点修復のため、二人は古代メソポタミアへと踏み込む。 神々が日常的に存在しているその地に着くなり、圧倒的な数の魔獣に襲われてしまう二人。あわやという時に空から現れたのは、見目麗しい一人の少女だった。

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第2話『城塞都市ウルク』

案内を申し出た青年・エルキドゥによる誘導のもと、ウルクを目指す藤丸たち。しかし深い森の中、目的の方角とは異なる道を行くエルキドゥに、マシュは不穏な空気を感じとる。 そんな一行の前に、突如浮世離れした男と少女の二人組が現れる。そして男の一言により、エルキドゥの隠された秘密が明らかになるのだった……。

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第3話『王と民』

ウルクを治める賢王ギルガメッシュとの謁見を果たした藤丸と一行。 藤丸はギルガメッシュに対し、メソポタミアに恐慌を与える「三女神同盟」を倒すことと引き換えに、この特異点を引き起こしている聖杯を得たいと提示する。 しかしウルクの危機に対しカルデアの力は借りないと言い切るギルガメッシュ。 一触即発の状況――も束の間、彼らの前にいきなりウルクの都市神イシュタルが乱入し、戦闘となってしまう。

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第4話『密林の呼び声』

かつて旅した特異点での光景を思い出す藤丸。魔術王の手によって害され、守れなかった者がいたという後悔。藤丸は自身の選択について、今も逡巡していた――。 そんな彼にウルの調査へと向かうよう、ギルガメッシュより王命が下る。道中、猛暑の密林で何かに襲われる一行。その言動と戦いに惑わされつつも、どうにかウルに到達する。予想に反して、穏やかな生活をしている人々に驚く藤丸たち。 だが、その平穏には隠された秘密があった……。 そして藤丸は、あるひとつの“選択”を迫られる。

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第5話『ギルガメッシュ紀行』

突如カルデア大使館を訪れたギルガメッシュに、唖然とする藤丸たち。そこで直接言い渡された新たな王命は、ペルシア湾の調査だった。道中は三女神に襲われていない領域、しかもマーリンとアナは通行証がないため不参加。つまり今回の旅は、久しぶりに訪れたマシュと二人だけの道程――となるはずだった。 だが、そこには一句詠んでは首をひねる尊大な王の姿が……。 昔話に花を咲かせつつ、藤丸たちの旅は、いよいよ賑やかなものとなる。

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第6話『天命の粘土板』

ペルシア湾の調査を終えた藤丸たちは、あらたな王命を請けることとなる。それは以前クタ市でギルガメッシュが失くした粘土板を回収せよというもの。 クタ市は三女神が現れたあと、なんの前触れもなく消え去り、住民も息を引き取った都市だという。ひっそりとしたその街で、手分けして粘土板を探すことになった一行。そこで藤丸は、突如寒々しい世界へと迷い込んでしまう。そこは冥界と呼ばれる、この世とは隔離された空間だった。

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第7話『陽動作戦』

無事にギルガメッシュの粘土板を回収した藤丸は、深い眠りの中で第四特異点ロンドンでの魔術王との対峙を思い出し、最後の聖杯の必要性を再認識する。 そんな中、北壁の魔獣たちが大規模な攻勢に出ようとしていることを察知したマーリンが、藤丸たちを北壁へと連れていく。そこにはレオニダス一世が指揮する部隊が奮闘する姿があった。 その場で牛若丸から北にある要塞都市ニップルと連絡が途絶えたことを聞いた藤丸たち一行は、ニップルに向けて出撃をするのだが…。

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第8話『魔獣母神』

藤丸たち一行は連絡の途絶えた城塞都市ニップルに残された人たちを救うため、待ち構えていた偽エルキドゥとの戦闘を始める。 フォウの助けもあり何とか均衡を保っていたが、戦いの最中、ついに魔獣の女神が出現。 その強大な力にはマーリンさえも手も足も出ない。 そんな中、魔獣の女神をものともせず立ち向かい大激闘を繰り広げる、牛若丸とレオニダス一世。 なかなか傷を負わすことができない状況を打開すべく、決死の覚悟で二騎は宝具を発動する。

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第9話『おはよう、金星の女神』

牛若丸とレオニダス一世を失った藤丸たち。 ジグラッドに帰還した一行から報告を受けたギルガメッシュは、ゴルゴーンに対抗するには三女神を順に攻略していくことが必要だとし、まずはイシュタルを仲間にしてくるよう藤丸に命じる。 ギルガメッシュに与えられた“秘策”を持って、藤丸たちはイシュタルの神殿に向かうのだった。

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第10話『こんにちは、太陽の女神』

無事にイシュタルを仲間にした藤丸たちは、ギルガメッシュからゴルゴーン打倒の要として、南の密林・エリドゥに保管されている“マルドゥークの手斧”の情報を得る。 さらにイシュタルにより、エリドゥを拠点にする密林の女神の真名が明らかになるのと時を同じくして、まさに密林の女神がウルクに急襲を仕掛けてくる。 笑顔で次々と人間を攻撃していく密林の女神に対し、駆けつけた藤丸たちは戦闘を覚悟するが、女神は“とある事情”を語り始める。

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第11話『太陽の神殿』

いとも容易くジャガーマンを味方につけた藤丸たちは、エリドゥの手前で死んだと思われていたウルク兵たちと再会。 彼らの無事を知り、ケツァル・コアトル打倒への活路を見出す一行。 そして、ついにエリドゥ太陽神殿にたどり着き、三女神同盟の一柱、ケツァル・コアトルに戦いを挑む。 太陽の祭壇を壊すために猛攻を繰り広げる中、藤丸はイシュタルの力を借り、単身ケツァル・コアトルへ魂の真っ向勝負を挑む。

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第12話『王の死』

過労により永遠の眠りについたギルガメッシュ…。 動揺が走る藤丸一行。しかしギルガメッシュ王のみならず、ウルク市民の衰弱死も増えているという報告をシドゥリから受ける。 そこで、三女神同盟の一柱“冥府の女主人”がその原因であると推察した一行は、イシュタルとともに冥界に向かい、女神を倒しギルガメッシュの魂を解放することに――。

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第13話『さよなら、冥界の女神』

ついに冥界の女神エレシュキガルと対峙した藤丸は、共にウルクを救おうと訴えかける。 しかしエレシュキガルはそれに応じず、彼らに襲い掛かってくる。ギルガメッシュやイシュタルの力を借り、エレシュキガルの心に問いかけていく藤丸だが…。 女神の職務を果たさんとする彼女との激しい戦闘は、マシュの宝具”ロード・キャメロット”にその命運がかけられる。

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第14話『決戦』

冥界の女神エレシュキガルと和解し、ウルクへと戻った藤丸達は冥界から帰還を果たしたギルガメッシュの元へ向かう。 ゴルゴーンとの最終決戦が迫る中、ギルガメッシュは藤丸達へ苦境を打破する作戦を提言する。 それは、彼女の再侵攻より先にゴルゴーンの本拠地である鮮血神殿へ強襲をかけることであった。 ウルクの命運をかけた最後の戦いを前に、北壁へと向かう藤丸はそこで共に戦ったマーリン、アナの思いに触れる。

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第15話『新しいヒトのカタチ』

マルドゥークの手斧によりゴルゴーンの神性を低下させることに成功した藤丸たちは、鮮血神殿の最奥に辿り着く。 現れたゴルゴーンは復讐のため人類を滅ぼすと明かすが、そんな彼女に、これまで抑えていた神性を解放したアナが攻撃を仕掛ける。 アナの魔眼はゴルゴーンの魔眼を相殺することができ、またその武器である鎌は不死の女神に対抗する唯一の策なのだった。 いかなる攻撃を受けても再生するゴルゴーンに対し、アナの刃は届くのか―――。

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第16話『目覚め』

ラフムに攻撃されたキングゥの体内から聖杯が顕現する。 聖杯を奪われたキングゥは必死に森の中へ逃げ込むが、ラフムに見つかり悔しくも最期を覚悟する。その時、キングゥは信じられない光景を目にするのだった―――。 時を同じくして聖杯を持つラフムを追いかける藤丸たちに、死んだと思われていたあのサーヴァントが立ちはだかる。

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第17話『会議は踊る』

ラフムによって回収された聖杯の力により、ペルシア湾は触れるもの全てが魔獣と化す黒い泥の海へと姿を変えてしまう。 黒泥が迫りくる中、ウルクを救うべく藤丸たちは全ての根源であるティアマトを撃破することを決意する。 ペルシア湾の中心に鎮座するティアマトへ、藤丸は令呪を用いイシュタルと共に猛攻を仕掛けるが―。

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第18話『原初の星、見上げる空』

決戦を前にした最後の夜、藤丸やマシュたちは女神たちと束の間の穏やかな時間を過ごす。 同じ夜、ジグラットの頂を訪れたキングゥ。立ち上がることもできないほど傷んだ彼の前に、とある人物が現れる……。 そして迎えた朝、ギルガメッシュの言葉を胸に、藤丸たちはティアマトへの攻撃を仕掛ける。

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第19話『絶対魔獣戦線メソポタミアⅠ』

ケツァル・コアトルの決死の攻撃も届かずいまだ健在するティアマトの前に、突如ゴルゴーンが現れる。ティアマトの翼を砕くためゴルゴーンは宝具を解放するが、ウルクへの進行を止めることができない。藤丸たちはジグラットへ戻り、ギルガメッシュとともにティアマトを迎え撃つ。ウルクに設置したギルガメッシュの宝具“ディンギル”を一斉に撃ち、ティアマトへダメージを与えるが、一瞬の隙を突かれギルガメッシュは狙撃されてしまう。

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第20話『絶対魔獣戦線メソポタミアⅡ』

冥界へと導かれたティアマトは人類悪―「ビーストⅡ」へ姿を変えるも、顕現した山の翁、ハサン・サッバーハの力によってその不死性は奪われる。ビーストⅡをここで消滅せんと、藤丸の呼びかけに応えるイシュタルらであったがビーストⅡは攻撃を逃れながら冥界の壁を駆け上がる。 再び地上へ舞い戻ろうとするビーストⅡの前に現れたのは―。

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第21話(最終回)『Grand Order』

多くの犠牲を払いながらも、ビーストⅡの撃退に成功した藤丸たち。 満身創痍の彼らの意識が覚醒すると、目の前には崩壊寸前まで傷を負ったウルクの光景が広がっていた。 この旅の終わりに、彼らの得るものとは―――

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