第1話『スーパールーキーnumber24です★』
柚木夏紗は大学のラグビー部にエースとして入部するものの、とある事情からラグビーができなくなってしまう。 半年後、ラグビー部へと戻った夏紗は、部員たちを前に、胸に秘めていた決意を告げる。 予想外の話に夏紗の幼馴染みの親友・真行寺清一郎ら部員たちの反応はさまざま。 そんなある日、練習中に新入部員の真白優が倒れてしまう。 思い悩む優に、夏紗は……。
第2話『財布のチャラさと、持ち主のチャラさはほぼ比例』
マネージャーとしてラグビー部に復帰した夏紗は、ラグビー部を辞めてしまった先輩・上丘伊吹を連れ戻すため、伊吹のもとへと向かう。 部活に復帰するよう説得する夏紗に対し、戻る気はないとつっぱねる伊吹。 しかし、一向に諦めない夏紗に追いかけ続けられた伊吹は、ついに夏紗へ「本心」を語り始める。
第3話『広い家に引っ越しても別に片付かない…荷物増えるだけ』
夏紗の強い思いを受け、ラグビーを続ける決心がついた伊吹。 しかし、他の部員たちは、突然辞めてしまった伊吹の再入部を認める雰囲気ではなく……。 そこで夏紗は伊吹を部に戻すため、部内マッチの結果で決めることを提案する。 伊吹は他の部員たちに認められ、再入部することができるのか? さまざまな思いが交錯する中、部内マッチの幕が開く!
第4話『何事も真剣に楽しんでる人には敵わない』
ラグビー部へと復帰した伊吹を加え、威翠大学ラグビー部との試合へ臨む堂紫社大学ラグビー部のメンバーたち。 そこへ夏紗のファンだという相手チームのウイング・日吉琉星が現れる。 有名人扱いをされ、すっかり上機嫌になる夏紗。 そんな中、リザーブの伊吹が交代で試合に参加するものの、靖也は琉星のプレーに翻弄され……。
第5話『退化も進化』
靖也の焦りもあり、勝てるはずの試合で敗北してしまった堂紫社大学。 落ち込む彼らの前に現れたのは、強豪・黄風院大学ラグビー部のキャプテン・本郷円と本郷主鷹だった。 夏紗と伊吹は黄風院の強さを再確認することになり……。 一方、スランプに陥り次のプレ試合の結果次第でスターティングメンバーから外されるかもしれない靖也に対して、夏紗は思わぬ提案をする。
第6話『料理初心者のアレンジはほぼ100%の確率で失敗する』
夏紗との特訓で自分らしさを取り戻した靖也だったが、夏紗は無理がたたり、怪我の影響で動けなくなってしまう。 そんな彼を心配したメンバーたちはお見舞いへ。 そして、次の試合に向け、ついにスターティングメンバーが発表される――。 試合当日、昨年乱闘騒ぎを起こした対戦校・茶々学院大学と決して喧嘩をしないよう郁斗と虎之進に釘を刺されるイーサン、宗介、翔太たちメンバー。 しかし……。
第7話『瞑想って結構難しい』
試合開始直前、優に絡む茶々学院大学ラグビー部メンバー。 それを知った靖也は怒り心頭するものの、優の言葉に思いとどまる。 その代わり、試合で茶々学院を倒すことを約束する。 そして、いよいよ試合がスタート! しかし、雰囲気の良くない試合展開に焦る堂紫社メンバー。 誠ではなく伊吹が10番になったことを納得していない大成、清一郎の精度の高いキックも不調の中、ついに最悪の事態が訪れる。
第8話『目標と手段は途中でごっちゃになりがち』
不調に陥った清一郎は、ついに夏紗と喧嘩をしてしまう。 見かねた伊吹は仲直りさせるため、2人の原点である大分に帰省することを提案。 優と靖也も巻き込み、5人で大分へと向かうことに。 夏紗、清一郎、伊吹の母校である舞鷺高校のラグビー場へと足を踏み入れる夏紗たち。 そこで伊吹は強硬手段にでる! 一方、清一郎から大分旅行をする話を聞いたという岳十たちメンバーも大分へやってきて……。
第9話『炭酸温泉は低温だから長く入っていられる』
清一郎の不調の原因が判明したことで、仲直りを果たした夏紗たち。 岳十たちも加わり、大賑わいの中、ひとときのオフを楽しむことに。 大分ならではの温泉を満喫したところで、夏紗たちは実家に泊まることに。 清一郎の実家に泊まる夏紗と伊吹、靖也の実家に泊まる優。 そこで何も起きないわけがなく……? さらに大分に戻ってきた伊吹を追って、母親が姿を見せる。 そんな中、黄風院戦への出場が絶望的な拓海に代わり、1回生の小鳥が猛練習を続け……。
第10話『とり天は揚げたてが一番美味しい』
怒涛の大分旅行からようやく帰路につく一同。そこに突然現れたのは円と主鷹だった。 夏紗に構う円に、清一郎は珍しく感情を見せる。 伊吹に絡む主鷹にケンカを売るイーサン。伊吹の話を聞こうとしない主鷹に対し、伊吹は円も驚くような提案をする。 一方、必死に練習を続けるものの、夏紗に「無駄だ」と否定される小鳥。 いらつく小鳥に意外な人物が声をかける。 その頃、学食では、岳十が4回生たちを集め……。
第11話『冬のラグビー観戦には、ありったけの防寒を!』
ついに始まった最終戦・堂紫社vs黄風院――。 夏紗はコートに向かう清一郎、伊吹、靖也を呼び止め、声をかける。 そして、いよいよ試合開始。 主鷹の徹底したタックルに伊吹はひどく消耗してしまう。 そして黄風院の猛攻と新戦力・奥村冬馬の活躍を前に、小鳥も焦りはじめ……。 ピンチの続く堂紫社にさらなる事態が襲い掛かる。
第12話(最終回)『頑張れ!JAPANラグビー!!!』
伊吹は試合中に怪我を負ってしまう。出血している伊吹を前に、動揺する夏紗。 そんな夏紗に伊吹は……。 一方、伊吹と選手交代した誠だが、主鷹には眼中にも置かれず。 そんな主鷹との戦いで、誠はある大切なことを思い出していた――。 メンバーたちがさまざまな思いを胸に、そしてチーム一丸となって戦う堂紫社。 果たして勝利はどちらの手に……!?