第1話『お前が探してるのは…コレだろ?』
金欠OLの咲は、とある「XLのモノ」をレビューするモニターを引き受けてしまう。 いくら報酬10万円だからって、彼氏もいないのにどうしたら…それに大きすぎる…!とヤケ酒を飲んだその夜、 自宅まで送ってくれた鬼上司・須藤に、ベッドの上に並べた大量の「アレ」を見られてしまう。 レビューのことを説明すると、須藤は「XLならここにある」と名乗りをあげて!? XL上司と、めくるめくXLモニターの日々が幕を開ける――
第2話『覚悟しておけと…言っただろ。』
苦手な鬼上司・須藤とXLモニターをすることになった咲。 最初は断ろうとしていたが、仕事のピンチを須藤に助けられ、その優しさに「本当はいい人なのかも…?」と思い始める。 しかしその時、事件は起こった。 咲が人とぶつかった拍子に、カバンの中に忍ばせていた「あるモノ」が震え始めてしまったのだ! 「そんなデカイものを持ち歩いて、欲求不満か?」って、ち、ちがうんです!!! すると、「欲求不満なら、まずは――」と須藤は咲を引き寄せて…!?
第3話『お前を満足させてやる自信があるからな。』
XL上司・須藤とのモニター関係に悩む咲。 そんなある日、須藤が咲について部長と話しているのを盗み聞きしてしまう。 身構える咲だったが、須藤は咲の仕事ぶりを認め、褒めてくれていた。 咲が感動していたその時、「須藤がお見合いをする」という話題になり!? ショックを受けて逃げ出す咲。 一方、様子がおかしい咲を心配し、家を訪れた須藤。 しかしそこには、思いがけない光景が広がっていた…!
第4話『他の男が…お前に触れるのは嫌だ。』
XLモニター座談会にやってきた咲と須藤。 そこで、チャラいXL男子・陸と出会う。 咲を気に入り、猛烈なアプローチを仕掛けてくる陸。 果てには、「俺ともどう?」と、咲の手を自らのXLへといざなって――!? やっぱりこの人も…大きい……その時、鬼の形相で須藤が現れる。 激しい火花を飛ばし合ったあと、独占欲を剥き出しにした須藤に手を引かれ、向かった先は…!
第5話『俺を興奮させたかったのか?』
座談会が終わった咲のもとに、再びアプローチしにやって来たXL男子・陸。 咲を守ろうとする須藤は、陸の挑発に乗って、カラオケ勝負をすることに。 しかし、同年代で咲と趣味が合う陸に対して、話についていけず、落ち込む須藤…。 一方、陸は咲のドリンクにこっそり滋養強壮剤を仕込んでいた。 しかし、知らずに須藤がそれを飲んでしまい…!?カラダは火照り、汗が滴り始める須藤の逞しいカラダ――なんだかドキドキしちゃう…
第6話『お前の心と身体を…ほぐさせてくれ。』
とうとうXLモニターが終わりを迎えた。 須藤との関係はこれで終わりなのかと、切なく思っていた咲だったが、 思いがけず須藤が温泉旅行へと誘ってくれる。 浴衣姿の須藤にドキドキしつつ旅行を堪能していると、 チャラいXL男子・陸と再会。 再び、咲を守るべく陸に立ち向かってくれる須藤。 そんな須藤にとうとう「どうして旅行に誘ってくれたのか」を問う咲。 すると、須藤はおもむろに咲の肩に手をまわして――?
第7話『俺はもう…不要だと言いたいのか?』
温泉旅行2日目、咲と須藤は温泉街を堪能していた。 須藤と手が触れ合いそうになって、ドキドキしていると―― ふたりの前に陸が現れ、一緒に回ろうと言い出す。 しかも須藤とはぐれてしまった咲は陸とふたりきりに。 するとそこで陸が「あの人(須藤)も絶対女の子と遊んでるって」と言い始めた! 遊びたくなるのは、XL男子の宿命なのだという。 「須藤さんは遊び人じゃない」と言い張っていた咲だが、 モテる須藤の姿を見て、不安が募っていき――
第8話(最終回)『俺のはち切れそうな想い…受け止めてくれ。』
須藤と喧嘩して酔いつぶれた咲を、部屋へと連れ帰る陸。 眠る咲に優しく触れようとするが、涙を浮かべた咲が呼んだのは…須藤の名前だった。 一方、助けに入った須藤に、陸は「俺の方が咲ちゃんを満足させられる」と宣戦布告して…!? 一方で須藤も、はち切れそうなほど膨らんだ想いを、咲にぶつけ―― 不器用な咲と須藤、ふたりの恋の行く末は…