第1話『今夜、俺んち…来る?』
幼馴染の消防士・颯馬によって合コンに付き合わされる日々を送る涼。ある日、涼のマンションが火事に遭ってしまい、1人逃げ遅れた涼を駆けつけて救出する颯馬。アテがないなら自分の部屋に泊まらないかと提案してきて――。
第2話『シャワーしてるだけなのに…きもちい?』
会社を休み、役所の手続きと買い物に出掛けた涼。非番の颯馬も勝手について来て、なんだかんだフォローしてくれる。帰りがけに、急な雨でびしょ濡れになる2人。帰宅して涼が先に風呂に行くことになったものの、上がる前に颯馬も入ってきてしまい――。
第3話『おまえが隠しごと話すまで、止めねぇ。』
避難訓練に来た消防士は、颯馬・泉・羽瀬たちだった。涼は颯馬を意識するあまり、目も合わせず露骨に避けてしまう。しかし、消火指導中のハプニングで、涼と颯馬はロッカールームで2人きりに。部屋の外には人もいるのに、颯馬は構わず涼を問い詰めるように迫り――。
第4話『そんな色っぽい浴衣姿見せられて、我慢できるかよ。』
祭りを通して自然と仲直りしていく涼と颯馬。泉たちもこっそりとそれを見守る。しかし羽瀬だけは,偶然を装い涼を颯馬から引き離そうとしていた。一方、颯馬にも涼を連れていきたい場所があり――。
第5話『他の男が声掛けるの、黙って見てなきゃいけないなんて……。』
「私は颯馬のこと好きなの?」颯馬への気持ちを自問しながら、涼は射的で当てた券を使い、みんなで海に行くことにする。消防士3人&OL3人で訪れた夏のビーチ。消防士たちは早速、ある賭けを始めていて――。
第6話『夜のプールなんて、誰も来ない……だろ?』
女子への最初の声掛けの権利は羽瀬が獲得。羽瀬は颯馬の目の前で、涼に真面目にモーションをかけていく。そして、颯馬のいないタイミングで涼に問いかける――。「水野はただの幼馴染なんでしょ?」
第7話『絶対に助けるから。』
海から戻った涼と颯馬は、互いの気持ちを確かめるため、次の休日ふたりで出掛ける約束をする。その日を楽しみに働く涼。しかしそんなとき、帰り道である事件に遭遇してしまう。涼は颯馬に電話して助けを求めようとするが──。
第8話(最終回)『今は俺のことだけ見てろ。』
救助活動から帰宅し、涼のケガを見る颯馬。そんな颯馬の優しさに対し、涼は素直に喜べなくなっている自分に気付いていた。「都合のいい遊び相手が欲しいなら他を当たって。」やり場のない感情をぶつけてしまう涼に、颯馬はある言葉を告げる──。