第1話『駄弁る生徒会』
碧陽学園生徒会。そこは選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園(多分)。唯一の成績優秀枠に学年最低成績から学年トップに躍り出た男・杉崎鍵ははりきって生徒会ハーレム化計画をすすめるけれど、生徒会メンバーからは見事に全スルーされる日々なのです。
第2話『勉強する生徒会』
碧陽学園の学生達に忍び寄る陰。それは「中間試験」という名の魔物だった!生徒会長・桜野くりむの成績を、なんとか人並みにしようと生徒会メンバーによる勉強会がひらかれるのだがあのメンバーでまともな勉強会になるはずもなく……!?
第3話『取材される生徒会』
生徒会に並々ならぬ敵愾心を燃やす、新聞部部長の藤堂リリシア。リリシアは生徒会の恥部を暴いて、その権威を失墜させようと生徒会に取材を敢行するが!?(もともと恥部が多い生徒会をさらに深く掘り下げてどうするんだという一部周囲の声あり)
第4話『創作する生徒会』
生徒会のイメージを高めるため、生徒会長桜野くりむは(思いつきで)小説賞に応募しようと宣言する。各々メンバーが小説の内容を好き勝手にリクエストして、書き手の杉崎はついに逆切れモード。妄想スイッチが入ったまま猛スピードで執筆する。R-15指定も間近か!?
第5話『休憩する生徒会』
夏! 夏服! 水着!狂喜乱舞する杉崎は即刻捕獲され、生徒会室のロッカーに閉じ込められる。それでもロッカーの中へ漏れ聞こえる声だけで妄想パワーを全開する杉崎。がんばれ!加えて生徒会室のエアコンが壊れ、一枚、また一枚と制服が脱ぎ落とされていく……。あれ、そんな番組だったっけ!?
第6話『差し伸べる生徒会』
秋の学園祭に向けて、テーマを決めることになった生徒会。深夏の挙げたテーマはもちろん“熱血”。真冬は“競争”。知弦にいたっては“痛み”。そして杉崎は“淫ら”!? その中で、真儀瑠先生は杉崎の“淫ら”を推す。果たして合唱コンクールは女子のみで「あえぎ声」になってしまうのか!? (ならないと思います)
第7話『踏み出す生徒会』
ついに碧陽学園生徒会が東京進出! 全国制覇の野望を抱きメンバーが意気揚々と向かった先は札幌駅。あれ? 会長、千歳空港じゃないんですか?「あんな鉄の塊が飛ぶわけないでしょ!」そうですか。そうですよね。今、生徒会メンバーを乗せ、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。
第8話『嫉妬する生徒会』
杉崎が生徒会に少女を連れてきた現れた。彼女は藤堂リリシアの妹、エリス。リリシアが迎えに来るまで杉崎はエリスの遊びに付き合うことにする。だがあやとり、しりとり、人形ごっこ。そのどれもこれもがディープな遊びすぎて……!?今夜アンドロポフの魔の手がマリーを襲う!(この作品は「生徒会の一存」です)
第9話『私の生徒会』
先人の知恵に学ぶべく、読書会をひらくことになった生徒会。中で知弦の選んだ本は『目障りなアイツを速やかに消す、十の手段』。知弦は冗談よ、とやさしく微笑みかける。本当にしたかったのは恋占いらしい。なになに、右手で中指を思いっきり手前に引く占い? ……折れますってば!
第10話『片付ける生徒会』
学園祭の季節がやってきた。ところが生徒会最大の見せ場「寸劇」の内容がまだ決まっていない。あれ? が、ガクエンジャーは?「あんなの嘘に決まってるでしょ!」うわ、会長、全否定だ。「昨今の生徒会室だけでだべっている作品なんて、物語とは言えないわ!」10話で言うなーーーーーっ!?
第11話『欠ける生徒会』
いつもと同じ生徒会室。いつものように時間は流れる。だけど何か足りない。そう、生徒会室を駆ける爽やかな風のようないつものアイツ、杉崎がいないのだ。謎のUMAや謎の企業との戦いで再起不能になった杉崎。ありがとう。愛をありがとう! (この作品はフィクションです。実際の物語とは関係したいけど無理です)
第12話(最終回)『生徒会の一存』
生徒会室に一人の美少年が訪れる。彼の名は中目黒善樹。「リアルきたーーーーっ!」興奮する真冬ちゃんを尻目に、2人で歩き出す杉崎と中目黒。いよいよBL展開が始まるのか!?というか最終回でこれか! いえいえ、物語は永遠に続きます。貴方の心の中に……。美しくまとめたあとの展開は番組公式ホームページで!