劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

評価：
とにかく映像の綺麗さと音楽のすばらしさに圧倒される作品でした。ストーリーは知っているのに、音響が入るだけで心の奥底にガツンと届く感動があります。梶浦さんの音楽は切ないながらも暖かく、また悲しいシーンのときにあの竃門炭治郎の歌が流れたりと音楽の威力と演出が遺憾無く発揮されていました。映像も、まず作画崩壊がない時点で賞賛に値しますが、それ以上のクオリティでした。CGを多様していてもまったく違和感なく1個の絵として完成してましたし、とにかく綺麗。そして戦闘シーンの各呼吸のド派手なエフェクト。映像にするとこうなるのか！と息を飲むほどの美しさと迫力です。声優陣もよかった。花江さんをはじめ平川さんや日野さん、まさかのアカザ役のあの人まで鬼気迫る迫真の演技で最後のシーンはもうもらい泣きです。何度もみたいと思う最高の映画でした。

評価：
原作本編でも特に評価の高い無限列車編の映画化ですが、原作ファンの私からしてもあまりに素晴らしい映画化だと評価できます。まず、圧倒的な映像と音楽に観ている間ずっと心が踊らされます。とても美しく繊細に描かれる風景や戦闘シーン、場面場面に合った素晴らしいBGMなど、いかに丁寧かつ心を込めて作られた映画か伺えます。その次にキャラクターの魅力をしっかりと落とし込んだ点も素晴らしいと感じました。煉獄杏寿郎という重要なキャラクターをいかに映画の中で引き立てるかに力を注がれており、セリフ1つアクション1つ取っても涙が出てしまうくらい、感動してしまいました。とても鳥肌が立ってしまいました。最後に、この作品は涙無しでは見れません。鬼滅の刃という物語の本当の始まりの作品だと感じます。それくらい素晴らしい作品ですので是非観てみて下さい。

評価：
炭次郎たち一団が、無限列車に乗り込むと話がはじまります。炭治郎は優しい少年らしく、他の乗客の荷物を上にあげるシーンが炭治郎らしく礼儀正しくて他の漫画と違い、あたたかくて物語がはじまるまでの出だしとしては、おもしろいです。そこから、鬼に弱みを握られている車掌に切符をきってもらい、夢の中に入っていて、みんなが寝静まったときに縄で手を結ばされ、車掌の切った切符でまじないが効いている縄でつながれて、夢の中に入っていくシーンから物語がはじまります。心の線みたいなものを切って魂を崩壊させてしまおうとしている鬼の作戦がおもしろいです。炭治郎やいのすけ、杏寿郎、善逸が夢の中で、それぞれまったりした夢で起きられないような内容になっていて炭治郎が夢の中で、自分の首を切るまでが、おもしろいです。炭治郎たちが起きて、眠りの鬼のところまでいき、眠らさせてしまいそうになり、炭治郎が自分の首をきってしまいそうになるまでの鬼との戦いは楽しいです。