第337話『魔の海突入!霧に浮かぶ謎のガイコツ』
サニー号で楽しく航海するルフィたちは、「流し樽」を見つける。お供えの酒が入っていると思って開けると、中から真っ赤な光が打ち上がった!まさか、発光弾!?一同が敵船を警戒する中、突然の大嵐が襲ってくる。何とか乗り越えたものの、いつの間にか、「魔の三角地帯」に迷い込んでいた!
第338話『人に逢えた喜び!ガイコツ紳士の正体』
噂の通りに現れたゴーストシップ。その船に乗っていたのは、生きたガイコツ・ブルックだった。紳士で陽気でちょっとヘンな彼を、ルフィは気に入って仲間にしてしまう。サニー号に招待されてディナーの席に着くと、二人はますます意気投合。ブルックは、自分は「ヨミヨミの実」の能力者だと話し始める。
第339話『怪現象ぞくぞく!スリラーバーク上陸』
海をさまようゴーストアイランドこと「スリラーバーク」に、サニー号は閉じ込められてしまった。そうと知るやブルックは、ルフィたちに脱出するよう忠告し、海の上を走ってスリラーバークへと一直線!ナミたちは忠告を守ろうとするが、ルフィは上陸する気満々だった!
第340話『天才と呼ばれた男!ホグバック現る!』
スリラーバークに行く気がなく、ミニメリー2号に乗って浮かれていたナミ、ウソップ、チョッパーの方が、先に上陸してしまった!しかも、ケルベロスに追われ霧深い不気味な森へ入り込んだところに、ヒルドンから声をかけられ、馬車でドクトル・ホグバックの屋敷へ招待される。
第341話『ナミ大ピンチ!ゾンビ屋敷と透明人間』
屋敷に着いたナミ達に、ホグバックは死者の蘇生を研究していると語る。尊敬のまなざしで見つめるチョッパー。ところが、シャワーを浴びるナミには、何者かが獣のうなり声をあげて襲いかかり、体の自由を奪って口をふさぐ!「貴様・・・おいらの花嫁になれ!」
第342話『ゾンビの謎!悪夢のホグバック研究所』
ナミが感じた通り、ホグバックの屋敷はゾンビ達であふれかえっていた!飾ってある絵も剥製も敷物も、みんなしゃべり出して襲いかかって来る!逃げるナミは、使用人であるシンドリーの写真が壁一面に飾られた部屋へと行き着く。何と彼女は、10年も前に事故で死んでいた!
第343話『その名はモリア!影を握る大海賊の罠』
いち早くスリラーバークに上陸したナミ、ウソップ、チョッパーを追う、ルフィ、ゾロ、サンジ、ロビン、フランキー。とてつもなく強い彼らは、墓場の地中から現れたゾンビを一瞬のうちに倒す。するとルフィに声をかける者が・・・こちらはゾンビではなく、大けがを負った老人だった。
第344話『ゾンビ歌の饗宴!夜討ちの鐘は闇の音』
ナミ達は、絶対に覗くなと釘をさされていたホグバックの研究室を、とうとう覗いてしまう。すると、サムライ・リューマに部屋の中に放り込まれてしまった。「ヨホホ!」と笑うリューマは、スカルジョークならぬミイラジョークを飛ばし、ナミに「パンツ見せてもらってもよろしいですか?」と聞く。
第345話『動物いっぱい?ペローナの不思議の庭』
真夜中0時の鐘が鳴った。「夜討ち」の始まりだ!アブサロムが将軍ゾンビとともに、ルフィ達を討ち取れと命じる。戦いに向かう者の中には、アブサロムに激しく求婚するイボイノシシのゾンビ・ローラがいた。しかし、アブサロムがナミと結婚すると言い出すと、ローラはナミを抹殺しようと・・・。
第346話『消える麦わら一味!現れた謎の剣士!』
びっくりゾンビをあっさり倒したルフィたちだが、いつの間にかサンジ、そしてゾロまでも姿を消していた!原因がわからぬままロビンとフランキーとの三人になったルフィの前に、倒れても倒れても立ち上がってくる将軍ゾンビが現れる!
第347話『残る騎士道!ナミを守る裏切りゾンビ』
サンジによく似た性格の犬ペンギンがナミを守り、ゾロそっくりの技を使う剣士がルフィを襲う!ロビンとフランキーの行く手をふさぐのは、巨大なスパイダーモンキーのタララン。そしてナミには、アブサロム絡みの嫉妬の炎を燃やすローラが、猛突進をかけてくる!
第348話『空から参上!剣侠ハナウタはあの男!』
ついにナミを追い詰めたローラ。二本の刀がナミのナイスバディに突き刺さろうとした瞬間・・・「私、実は男なんだぜ!」というとんでもない嘘を、ローラは真に受けて、刀を持つ手をギリギリで止めた。一方、捕まったルフィは棺桶から出され、モリアの手にかかろうとしていて・・・。
第349話『ルフィ緊急事態!最強の影の行き先!』
ブルックがタラランに「鼻唄三丁矢筈斬り」を決める!だが、ゾンビならばすぐに蘇ってしまうのでは・・・。対処をしたと言うブルック。するとタラランの口から、黒い何かが天に抜けていった。あれがゾンビの魂だろうか?五年前にスリラーバークをめちゃくちゃにした男・ブルックが、ゾンビの謎を明かす!
第350話『魔人と呼ばれた戦士!!オーズ復活の時』
ルフィの影がモリアに切り取られた!ペローナに仕えるクマシーの中に潜む、ナミとウソップ、チョッパーも、その様子を目撃する。ホグバックが力を尽くして造り上げていた“没人形”900号にルフィの影を入れると、史上最強のゾンビが誕生してしまう!一同は900号の眠る特別冷凍室へ向かう。
第351話『500年ぶりの目覚め!!オーズ開眼!!』
震えるだけのナミ達に、なすすべは無かった。500年前に生き、歴史上で唯一“魔人”と呼ばれた狂戦士オーズから作った900号に、モリアはルフィの影を入れる。グラグラと揺れ、表面を覆う氷を落としながら、ついにオーズが蘇った!悲鳴を上げてしまったナミ達は、アブサロムに追われる!
第352話『信念の命乞い!!アフロを守るブルック』
剣豪リューマに挑むブルック。この戦い、実は初めてではなかった。ゾンビの弱点が塩であると知った5年前に、ブルックはゾンビ達を浄化していき、自分の影を持つリューマにたどり着いたのだ。しかし肉体のレベルは決定的にリューマの方が上。かなわないブルックは、アフロを切られそうになり・・・。
第353話『男の誓いは死なず!!遠い空で待つ友へ』
サニー号に戻るフランキー、ロビン、ウソップ、チョッパー。そこには予想通り、影を取られたルフィ、ゾロ、サンジが運ばれていた。アブサロムにさらわれて眠るナミは、ウェディングドレスに着替えさせられる。ルフィ達はナミと影を取り返す作戦を練る。助けてくれたブルックは・・・。
第354話『必ず会いに行く!!ブルックと約束の岬』
ブルックがアフロを守る理由。それは50年前に再開を固く誓った、同じ海賊団の仲間のためだった。その仲間とはクジラのラブーン。ラブーンならルフィ達も知っている。グランドラインへと漕ぎ出す前に出会っていたからだ。ルフィ達とラブーンの出会いと対決、そして別れがまざまざと甦る!
第355話『メシとナミと影!!ルフィ怒りの大反撃』
ルフィ、ゾロ、サンジの影を取り戻す・・・まずはそのゾンビをどう探すか。しかしルフィは、そんなことは気にしない。モリアを倒せば、全員の影が戻るからだ。言われてみればその通り!ナミ救出に燃え上がるサンジ。フランキーとゾロは心配なブルックのもとへ。朝日が射し体が消滅する、夜明けまでがタイムリミットだ!
第356話『ウソップ最強?ネガティブは任せとけ』
ルフィとチョッパーとロビンは、ルフィが影を取られたモリアのダンスホールへ。そこにはホグバックとシンドリーがいた。ルフィはホグバックをぶっ飛ばそうとするが、チョッパーが止める。こいつは俺に任せてくれないか?と。進むルフィは、その奥の特別冷凍室でモリアと再会する。
第357話『将軍ゾンビ瞬殺!!オーズは冒険気分!!』
“ホロホロの実”の能力者であるペローナの生み出すゴーストも、相手の心を虚ろにするネガティブ・ホロウも、ウソップには通用しなかった。「おれはもとからネガティブだあ!!!」と、意気上がるウソップ。先へと急ぐサンジ、フランキー、ゾロ。しかしウソップは、周囲の動物ゾンビを倒す自信はなく・・・。
第358話『炎の騎士サンジ!!蹴り潰せ偽りの挙式』
モリアをぶっ飛ばしても影は抜けない。「主人のもとへ帰れ」と、命令させなければならないのだ。ルフィを前に寝ころんだまま、余裕しゃくしゃくのモリア。なぜなら彼には、影法師(ドッペルマン)がいた。ルフィの攻撃を全て受け止め、反撃を仕掛けてくる!ルフィはモリアに触れることさえ出来ない。
第359話『スケスケの因縁?奪われたサンジの夢』
ナミを取り返し、“スケスケ”の能力者アブサロムを蹴り飛ばすサンジ。それでも怒りは燃え上がるばかり。アブサロムとは初対面だが因縁があると言う。サンジがただ一つ憧れていた悪魔の実“スケスケの実”が、アブサロムのせいで、もうこの世には存在しなくなってしまったからだ!
第360話『助けて英雄!!敵は不死身のプリンセス』
影法師を倒す手立てが見つからず、ルフィの苦戦は続く。一方のウソップは、動物ゾンビを倒し、残るはペローナと追いかけるが、窓の先に見つけた彼女は、何と空中に浮いていた!振り返ると、巨大ペローナが迫ってきている。宙を舞い狙撃をかわす彼女は、ウソップの胸に両手を突っ込み・・・。
第361話『ペローナ恐怖!!嘘のウはウソップのウ』
宙を舞い巨大にもなるペローナは本体ではないと、ウソップは見破る。幽体離脱して脱け殻になっている本体に攻撃を仕掛けるのだ!必殺の“大爆発星”が炸裂するが・・・外した!?その頃チョッパーとロビンは、犬ペンギンとジゴロウに追いかけられていた。絶体絶命のピンチに現れたのは・・・。
第362話『屋根に舞う斬撃!!決着ゾロVSリューマ』
ホグバック研究所の屋根が斬られて落ちる。それと共にゾロも降ってきた!青い炎に包まれ倒れるゾロを、見下ろしているリューマ。ずっとそばにいたブルックとフランキーも、何が起こったのか分からない。もう決着がついたのか・・・?今から5分前、ゾロとリューマは刀を交え始めたのだが・・・。
第363話『チョッパー激怒!!ホグバック魔の医術』
チョッパーとロビンを取り押さえる、犬ペンギンとジゴロウ。彼らはもう、完全にホグバックのしもべになってしまった・・・。命をもてあそぶかのようなホグバックに、チョッパーは激怒。するとホグバックは、シンドリーとの過去を話し始める。そして、そのシンドリーにチョッパーとロビンの抹殺を命じる!
第364話『オーズ吼える!!出て来い麦わらの一味』
ルフィの影が“没人形”になじんたオーズは、モリアが主人だと自覚する。最初の任務は、麦わらの一味をぶっつぶすこと!
第365話『敵はルフィ!!最強ゾンビ対麦わら一味』
チョッパーとロビンに合流したウソップに、リューマと戦った塔の上から、フランキーやブルックと一緒にいるゾロが呼びかけてくる。一同がオーズから身をひそめる中、アブサロムにさらわれたナミを追うサンジが、オーズの巨体と真正面からにらみ合う!
第366話『倒れろアブサロム!!ナミ友情の雷撃!!』
サンジだけでなくウソップ達やゾロ達も、オーズに叩きのめされてしまった!
第367話『奪えダウン!!必殺麦わらドッキング?』
超巨体のオーズを一丁投げ飛ばそうと、ゾロは秘策を提案。サンジ、ロビン、フランキー、チョッパーは作戦に乗る。ビビるウソップ。そこにオーズは、ルフィも使わない“ゴムゴムの尻もち”を放った!
第368話『足音なき襲来!!謎の訪問者・暴君くま』
オーズから1ダウンを奪ったゾロ達。フランキーは懲りずに合体を望むが、ロビンは相変わらず断固拒否。やむなく6体合体をあきらめ、ウソップにチョッパーを加えた3体合体でオーズへ突進していく!
第369話『オーズ+モリア 力と頭脳の最凶合体』
ゾロはオーズに真っ向から挑んで行く。リューマを倒して手にした名刀・秋水を試すのに絶好の機会だ!
第370話『逆転への秘策 ナイトメア・ルフィ見参』
自分では手を下さずに海賊王を目指していたモリアが、ルフィを倒すためについに出撃、オーズの腹部に作らせておいたコクピットに乗り込む!
第371話『壊滅、麦わら一味 カゲカゲの能力全開』
オーズは次々に、本当に体を伸ばしながらゴムゴムの技を放ってくる!
第372話『超絶バトルスタート!ルフィVSルフィ』
サンジとチョッパーもオーズの前に倒れ、残るはゾロ、ナミ、ウソップの三人。ゾロも敗れるが、その隙に、ウソップはゾンビの弱点である塩の詰まった袋を、オーズの口に撃ち込む。ところが、またしても影法師が活躍し、塩の袋を取り出してしまう。そこへ、“ナイトメア・ルフィ”が現れる!
第373話『決着迫る!たたき込め、とどめの一撃』
ナイトメア・ルフィは、乗っていたモリアごとオーズを倒す。ルフィに入れていた100人分の影は抜け、元の姿に戻る。モリアに奪われた影を取り戻すには、「本来の主人のもとへ帰れ」と、影に命令させなければならない。日の出が迫る中、モリアを叩き起こして力ずくでも言わせようとするが・・・。
第374話『肉体が消える!悪夢の島に射す朝日!』
麦わらの一味の連続攻撃で、今度こそオーズは倒れるが、モリアは“影の集合地”で1000体分の影を取り込んでパワーアップした!
第375話『終わらない危機!麦わら一味抹殺指令』
倒したモリアの口から、全ての影が吹き上がる!
第376話『すべてを弾く くまのニキュニキュの能力』
モリアを倒し、影を取り戻した麦わらの一味とローリング海賊団の前に現れたくま。彼は“ニキュニキュの実”を食べた肉球人間だった!
第377話『仲間の痛みは我が痛み ゾロ決死の戦い』
肉球で圧縮した大気を放つ“熊の衝撃”で、くまは全てを吹き飛ばしてしまう。横になったままのルフィに、無表情で迫るくま。そこにゾロが飛び込み、左肩めがけて斬りつけた!
第378話『遠い日の約束 海賊の唄と小さなクジラ』
くまはゾロにルフィのダメージを移して去り、モリアはホグバックとアブサロムに小舟に乗せられ、スリラーバークを脱出した。奪われた影を取り戻したことと勝利を祝って、ルフィたちは宴の準備!
第379話『ブルックの過去 陽気な仲間悲しき別れ』
勝利の宴の席で、ルフィからクジラのラブーンの健在を知り、ブルックは号泣する。まだラブーンが小さかった頃、ブルックが生身の人間だった頃の想い出が、まざまざと甦ってくる・・・。ブルックはかつて、ヨーキの率いるルンバー海賊団に所属。音楽を通して、ラブーンと心通じ合っていたのだ。
第380話『ビンクスの酒 過去と現在とをつなぐ唄』
ラブーンと再会を誓い、ルンバー海賊団は旅立った。しかし全滅し、“ヨミヨミの実”で蘇ったブルックだけが、骨だけになってひとり寂しく生き続けていたのだ。ブルックは、海賊団全滅の直前に、「ビンクスの酒」の唄をラブーンに聞かせようと録音していた。それは、仲間達の最後の大合唱だった・・・。
第381話『新たな仲間!音楽家・鼻唄のブルック』
生きているからこそ、今日という日を迎えることが出来る。生きていればきっと、またいつの日か、ラブーンと再会出来る時も来るだろう。「生きててよかったあ!」と、心の底から叫ぶブルック。同じ頃、ラブーンも人知れず目を閉じて、水平線の果てまで届けと鳴き声を轟かせていた!