ハイキュー!! OVA『陸 VS 空』

評価：
最初の戦いは音駒と梟谷の戦い。なかなかうまく行かなくなって木兎さんがしょぼくれモードに突入するのが相変わらずの末っ子感で可愛いくて赤葦の「道は作りますので」が最高にカッコ良かった。リエーフのまだ試合に慣れてなくてサーブもヘタクソで自分本位にやっててそれを研磨が注意する時の表情が、、こんな顔できるんだね…と思った。最初の試合は音駒が負けてうわまじか、あと1枠。春高でゴミ捨て場の決戦が見たいんだ。次は勝ってくれと思った矢先クズみたいな学校でうわー。クズだ。 音駒の繋ぐ戦いで攻めるがやっくんが足を負傷して黒も負傷で抜けて音駒負けないよねとハラハラしていたけどここでリエーフが覚醒。黒に言われたはまる瞬間が訪れる。そこから追い上げて煽るクズの学校に勝利。研磨が日向に送ったメールがシンプルすぎて研磨らしいと思いつついつ連絡先交換したの！？と気になって仕方なかった。 でも、音駒と梟谷どっちも春高出場できて黒の夢であるゴミ捨て場の決戦が実現できるかもしれないと思うと次が楽しみで仕方ない。短編で主人公不在なので短いお話ですが推しと推しが戦っているのを見れて木兎さんのへいへいへーいを聞けたので大満足でした。

評価：
ハイキューの作品の中では貴重な烏野高校以外の試合が見れる作品です。ライバル校のキャラ達の深堀りがされる重要な2試合をアニメとして見れて良かったと思います。ただ、2点物足りないところがありました。1点目は作画で、テレビ放送版などに比べるとアニメーションが安っぽく、スパイクやレシーブ、サーブといったシーンの重厚感や躍動感がテレビ放送版に比べるとかなり見劣りする気がします。2点目は、原作シーンのカットです。音駒対戸美の原作では、音駒の山本猛虎がエースとして必要なものは、攻撃力だけでなく、守備や冷静さも必要ということを実感させられる守備の音駒にとって重要なシーンが丸々カットされていて、残念でした。リエーフや黒尾などの人気キャラのシーンばかりに力を入れるのではなく、脇役キャラにも注目させられる機会があるのがOVAかと思うので、そのあたりを頑張ってほしかったです。

評価：
原作を１話から最終話までリアルタイムで追い続けたハイキュー！！ファンです。特に東京勢が大好きなので、この東京代表決定戦はアニメ化を切望していました。音駒が主役の４５分、堪りません。初戦の音駒対梟谷では、互いに手の内が分かった上での駆け引きが見どころ。孤爪と赤葦の静かな探り合い、黒尾と夜久を中心にした音駒のトータルディフェンス、そして木兎が放つ渾身の一撃…。ストーリーも台詞も分かっていましたが、漫画とアニメでは魅せ方が全然違っていて手に汗握りました。やはりスポ根は動いてなんぼですね。続く音駒対戸美のポイントは、１年生たちの成長だと思います。音駒とは違う種類の粘り強さを持つ戸美に苦戦を強いられ、さらに途中で夜久が負傷交代。劣勢の中で突破口となったのは、リエーフと芝山の１年生コンビでした。１人の選手としてコートに立っている責任と、本当のチームワークの意味を実感した２人が攻守に輝きを見せたシーンは鳥肌ものです。チームのこれからを担う１年生たちの成長に感動しました。何度でも見返したくなる１本です。